「久しぶりに運動したら、筋肉痛が1週間も続いた」
「筋肉痛が遅れてくる理由はなぜだろう?」
あなたもこのように悩んでいませんか?
実は私も運動した後に筋肉痛が続いて、仕事に支障が出た経験があります。
本記事では筋肉痛で悩みを抱えているあなたに「筋肉痛の特徴」について解説します。
保有資格
・理学療法士
・RYT200修了(ヨガインストラクター)
筋肉痛になりやすい人の特徴
筋肉痛になりやすい人の特徴は、以下の4つです。
- 運動不足
- 高強度な運動
- 慣れない動作
- 運動後のセルフケア不足
なぜ、運動不足が筋肉痛につながるのでしょうか?
普段、運動をしていない人が高強度の慣れない動作を行った場合に「筋肉痛が生じる」とういことです。
筋肉痛にならない人の特徴
筋肉痛にならない人の特徴は、以下の2つです。
- 普段から運動をしている
- 運動後にセルフケアをしている
運動不足が筋肉痛につながることはわかりました。
では、リカバリー方法について教えてください!
実は、運動後に「軽度の身体活動」を実施することによって、運動後の乳酸除去の速度が上昇することが示されています。
トレーニング経験者の方が筋肉痛になりにくく、リカバリー方法の種類によって筋肉痛の緩和速度が変化します。
筋肉痛になる理由や原因と2種類のリカバリー方法
筋肉痛とは…
運動や日常生活の動作で、筋肉を使った後に起こる痛みや張りを指します。 普段の生活であまり使わない筋肉や強い負荷をかけた際に起こります。メカニズムとしては、筋肉の繊維に微細な損傷が生じ、それが回復する過程で痛みが生じます。
- 即発性筋肉痛(運動直後に感じるもの)
- 遅発性筋肉痛(運動後12~48時間後に感じるもの)
筋肉痛について理解することはできましたが、詳しいリカバリー方法について教えてください。
アクティブリカバリー
運動後や疲労が残った状態のなかで、完全に休むのではなく、「軽い運動や身体活動」を行うことで身体を回復させる方法です。血流を促進し、筋肉の緊張を抑え、回復を早める変化が期待できます。
アクティブリカバリーの主な目的は、疲労物質の除去後に乳酸などの疲労物質が発生しますが、「軽い運動」を行うことによって血流が増加し、これらの物質の代謝が促進されます。
- ストレッチ
- 軽い運動:軽いウォーキング
パッシブリカバリー
運動やトレーニング後に積極的な身体活動を行わず、身体を休めることで回復を補う方法です。アクティブリカバリーでは、軽い運動を行いながら回復を目指しますが、パッシブリカバリーは完全な休息です。十分な睡眠は、筋肉の修復や成長を促し、身体全体の回復が行われます。質の高い睡眠を確保することが重要です。
- 十分な睡眠
- マッサージ
- 温める
- 冷やす
アクティブリカバリーの方が、パッシブリカバリーと比較して「筋肉痛の緩和速度が上昇」します。
運動後にストレッチや軽いウォーキングをした方が、筋肉痛は軽減します。
リカバリー方法の実際
筋肉痛が遅れてくる理由
年をとったから筋肉痛が遅れてくるは間違い?
実は年齢を重ねる度に、「体力」や「筋肉量」は自然に低下します。
そのため、筋肉量が低下した状態で新たな運動に挑戦すると「遅発性筋肉痛」が起きやすくなります。
遅発性筋肉痛が発生するメカニズムは?
筋肉が成長するきっかけになるためにも「遅発性筋肉痛」は重要です!
まとめ
筋肉痛になりやすい人の特徴
- 運動不足
- 高強度な運動
- 慣れない動作
- 運動後のセルフケア不足
筋肉痛にならない人の特徴
- 普段から運動をしている
- 運動後にセルフケアをしている
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