PT転職

理学療法士の就職が決まらない本当の理由と逆転する方法

理学療法士 就職 決まらない

理太郎

32歳|理学療法士|RYT200修了
理学療法士のお悩みや転職
ボディメイクに関する知識を
モットーにブログ情報を発信しています

「理学療法士の資格を取ったのに、なぜ自分だけ就職が決まらないんだろう…?」

求人サイトを見ても、「経験者優遇」「ブランク不可」の文字ばかり。
焦りと不安でスマホを握りしめたまま、ため息をつく──そんなあなたへ。

理太郎
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実は“就職が決まらない理学療法士”には、明確な共通点があります。

そして、その“壁”を乗り越えた人たちは、ほんの少しの考え方と行動を変えただけで、
自分に合った職場を見つけ、やりがいのあるキャリアを歩み始めています。

ポイント

この記事では、就職が決まらない原因のリアルと、今日からできる具体的な突破法を徹底解説。
「もうダメかも…」と思っているあなたが、“もう一度前を向けるきっかけ”を届けます。

Contents

理学療法士の就職が決まらない…あなたが検索する理由と本音

理学療法士(PT)は「国家資格」「需要が高い」と言われながらも、
実際に就職活動をしてみると「意外と決まらない」「どこからも内定がもらえない」
──そんな現実に直面している人は少なくありません。

リハビリ職の求人は確かに数多くあります。
しかし、その“量”と“質”には大きなギャップがあるのが実情です。

さらに、採用側の「求める人物像」が年々変化しており、
単に“国家資格を持っているだけ”では通用しない時代に入っています。

理太郎
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ここでは、「なぜ理学療法士の就職が決まらないのか?」という疑問に、現場経験・採用側の視点・心理面の3方向から掘り下げていきます。

「なぜ自分だけ?」という不安と焦り

SNSを見ると「〇〇病院から内定もらった」「就職先決まった!」という声が並ぶ中、
自分だけ決まらないと、
「もしかして自分はダメなのでは?」という劣等感や焦りが強まります。

しかし、それは“あなただけの問題”ではありません。
理学療法士業界には以下のような構造的な理由が存在します。

  • 都市部ほど求人倍率が下がっている(倍率が1倍未満の地域も)
  • 新卒採用よりも中途即戦力重視の傾向が強まっている
  • コロナ後の経営圧迫により新卒採用枠を縮小する施設が増加

つまり、「求人がある=誰でも受かる」ではなくなったのです。
採用側も“質”を求める方向へ舵を切っており、
学生時代の臨床経験・面接での印象・人間性がより重要視されています。

理太郎
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焦りを感じるのは当然ですが、“受からない理由”を構造で捉えることが第一歩です。

「求人は多いはずなのに…」と感じるギャップ

ハローワークや求人サイトを見ると、PT求人は確かに多い。
それでも「応募しても通らない」「条件が合わない」となる理由は、
“見た目の求人数”と“実際の採用ニーズ”の乖離にあります。

採用側の本音をまとめると、以下のようになります。

採用側のニーズ現場で起きている実情
即戦力を求める新卒は教育コストが高いと敬遠されがち
長期的に働ける人材若手の早期離職が増え、慎重な採用へ
チームに溶け込める性格技術よりも「人柄・協調性」が重視される傾向

つまり、表向きには「経験不問」「新卒歓迎」と書かれていても、
実際は“ミスマッチ防止”のため、より慎重な採用が行われているのです。

さらに、病院・老健・訪問・デイなど職場タイプによって採用基準が異なるため、
「自分に合わない施設に応募している」ことも就職難の原因になります。

このギャップを埋めるためには、
“数”ではなく“質”で求人を選ぶことが重要です。
たとえば、転職エージェントを通じて非公開求人を探すと、
「教育体制が整った新卒歓迎施設」などが見つかるケースもあります。

「面接がうまくいかない」心理的な壁

面接でうまく話せない、質問に詰まる──。
そんなとき、問題は「話す内容」よりも「心の余裕」にあります。

特に就職活動が長期化すると、
「また落ちたらどうしよう」「ここが最後のチャンスかも」といった
“失敗恐怖”が面接態度に表れてしまうのです。

採用担当者は、「自信のなさ」「暗い表情」「受け身な姿勢」に敏感です。
これは能力よりも印象で不合格になる典型パターン。

実際、採用担当者へのインタビューではこんな声があります。

「スキルは平均でも、患者対応の話を楽しそうに語れる人を採ります」
「緊張してもいいから、自分の想いを素直に言葉にできる人が印象に残る」

つまり、面接=テクニックではなく“人間性の表現”の場
完璧な回答を用意するより、
「なぜ理学療法士になったのか」「どんな患者を支えたいのか」など、
“自分の言葉”で語れるように練習することが最大の対策になります。

「なかなか就職が決まらない」「内定が取れない」という不安は、【新人PTが直面する“現実”】にも共通しています。

理学療法士の就職が決まらない理由は、

「努力不足」でも「運が悪い」でもありません。
変化する医療業界の採用構造に、まだ“戦い方”を合わせていないだけ。

理学療法士の就職が難しい本当の理由

「理学療法士は需要が高い」「就職率100%に近い」と言われていたのは、もう過去の話です。

理太郎
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いまやPT(理学療法士)の世界では、“選ばなければ就職できる”が、“希望条件では決まらない”という現実が広がっています。

資格があっても採用されない。面接までは行くが内定が出ない。
──なぜ「国家資格なのに就職が難しい」と感じるのか?

その背景には、求人票だけでは見えない現場の人手バランス・採用構造・地域格差が潜んでいます。
ここでは、理学療法士が「就職が決まらない」と悩む本当の理由を、現場の声とデータを交えて解説します。

求人票には出ない現場事情と人手の偏り

ハローワークや求人サイトでは、「理学療法士募集」「経験不問」といった求人が多数並びます。
しかし実際に応募してみると、「充足しました」「今回は見送りです」という返事も多い。
なぜこのようなギャップが生じるのでしょうか。

その理由は、現場の人手バランスが極端に偏っているためです。

▽ 具体的な現場構造

分野求人数の傾向人手の状況採用難易度
急性期・回復期病院減少傾向人員充足気味高い
老健・デイサービス維持または微増慢性的な人手不足低い
訪問リハ増加中即戦力不足中〜高
企業・教育・スポーツ極めて少ない限られた枠非常に高い

病院では診療報酬改定によってリハビリ単位の上限が厳格化された一方、
介護・在宅分野では「訪問リハ」や「通所リハ」の需要が拡大しています。

つまり、医療分野では飽和・介護分野では不足という真逆の構造。

「病院に就職したい」と思う人ほど競争率が高くなり、
「訪問リハ・老健」を選べる人ほど採用されやすい、という現実があります。

求人票だけを見ても、この“分野ごとの偏り”はわかりません。
そのため、「求人は多いのに決まらない」というミスマッチが起こるのです。

新卒・既卒・ブランクありで変わるハードル

理学療法士の就職難は、一律ではありません。
「新卒」「既卒」「ブランクあり」で、求められる条件も採用ハードルも異なります。

▽ 新卒PT:教育体制が整った施設は狭き門

学校では「就職率は高い」と言われても、実際は“教育コストを避けたい施設”が増えています。
理由は、人手不足の中で新人教育に時間を割けないから。
とくに急性期や訪問分野では、即戦力重視の傾向が顕著です。

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そのため、新卒は「教育制度あり」「プリセプター制度あり」などを明記した病院・施設に絞って探す必要があります。

▽ 既卒・転職組:年齢と経験のバランスが鍵

経験年数がある程度あると、即戦力として有利になりますが、
「前職での経験分野が合わない」と敬遠されることもあります。

たとえば、老健経験が長い人が急性期を希望しても、採用されにくいケースが多いです。

自分の経験がどの領域にマッチするかを整理し、
「転職理由」と「現場で活かせる強み」を明確に言語化することが必要です。

面接や実習で評価が伸びないと感じる方は、【“仕事ができない”と見られるポイント】を知っておくと改善の糸口になります。

▽ ブランクありPT:再就職の壁は“自信のなさ”

育休・出産・介護などで一時離職した理学療法士も増えています。
ただし、ブランク期間が3年以上ある場合、新制度・電子カルテ対応などへの不安から採用をためらう施設も。

この場合は「復職支援セミナー」「リハ再就職研修」などを受けることで、
“現場勘を取り戻す意欲”を示すことが大切です。

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実際、厚労省の「PT再就職支援プログラム」を受講した人の7割以上が再就職を実現しています。

地域ごとの求人数と競争率の違い

理学療法士の求人数は、地域によって驚くほど差があります。
特に「都市部志向」が強い若手ほど、就職難に直面する傾向があります。

▽ 求人倍率の地域格差(2024年度推計)

地域求人数の傾向求人倍率コメント
東京・大阪など都市部求人は多いが応募も集中約1.2倍人気施設は数十人応募
中核都市(仙台・広島など)やや多め約1.8倍病院・老健のバランス良
地方・郊外(東北・九州地方など)求人が安定約3.0倍採用されやすいが生活面に課題
離島・過疎地域慢性的不足約4.5倍〜家賃補助・住宅付き求人もあり

求人サイトで見ると全国的に数は多いように見えますが、
実際には都市部に応募が集中→競争率が高騰し、
地方は「条件が良くても応募が少ない」という逆転現象が起きています。

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都市部で決まらずに苦戦している人でも、「勤務地を少し広げる」「訪問・老健も視野に入れる」だけで内定率が大きく変わります。

結論:就職が決まらないのは“能力不足”ではなく、“構造と戦略のズレ”

理学療法士の就職難は、「働く場所」「経験」「地域」「分野」のバランスが合っていないだけ。
求人票の数字や学校の就職率だけに惑わされず、
自分のキャリア・条件・生活環境を踏まえて“戦略的に動く”ことが必要です。

就職が決まらない人に共通する落とし穴

「理学療法士の求人は多いはずなのに、なぜ自分は決まらないのだろう…?」
そう感じているあなたは、決して一人ではありません。
実際、求人件数は多く見えても“応募しても通らない人には共通点”があります。

その共通点は、スキルや経験よりもむしろ“就活の進め方”にあります。

理太郎
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ここでは、採用担当者の本音と現場の声をもとに、理学療法士が就職でつまずく4つの落とし穴を具体的に解説します。

応募数・活動量が圧倒的に少ない

まず最も多いパターンが、「応募数が少なすぎる」こと。
1〜2件しか応募していない人ほど、「決まらない」と感じがちです。

理学療法士の採用現場では、1つの求人に10〜30人以上の応募があることも珍しくありません。
倍率を踏まえると、少なくとも5〜10件の応募を並行して進めるのが現実的です。

とくに、「第一志望の病院に落ちたから終わり」ではなく、複数の施設を比較検討しながら進めることが大切。

応募先の幅を広げるコツは、以下の通りです。

  • 医療だけでなく介護・訪問・企業リハも視野に入れる
  • 「教育体制あり」「新卒歓迎」などの条件を絞りすぎない
  • 非公開求人(転職エージェント経由)もチェックする
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活動量を増やすことで、単純に面接慣れも進み、結果的に「自然体で話せる」ようになります。

履歴書・志望動機が差別化できていない

次に多いのが、「履歴書や志望動機が似通っている」ケース。
実は多くのPTが、同じような志望動機を書いてしまっています。

「患者さんに寄り添いたい」
「地域に貢献したい」

もちろん大切な想いですが、採用側から見ると印象に残らないのです。

採用担当者が本当に知りたいのは、

「あなたが当院でどんなリハビリをしたいのか?」
「他の応募者とどう違うのか?」

という点です。

差別化するコツは、以下の3ステップ。

  1. 実習やアルバイトでの印象的な経験を具体化する
  2. 施設の特徴(急性期・回復期・老健など)に合わせた志望理由を書く
  3. “なぜその現場に惹かれたのか”をストーリーで伝える

たとえば:

「回復期リハで退院支援を経験し、在宅復帰のサポートに関心を持ちました。
その経験を活かして、貴院の地域包括ケアに貢献したいと思いました。」

このように書くだけで、「きちんと理解している学生・求職者」という印象になります。

面接で「熱意」が伝わっていない

面接では、「答え方」よりも“伝わり方”が重要です。
とくに理学療法士の採用では、スキルより
人柄と姿勢を重視する傾向があります。

よくあるNGパターンは以下の3つ。

パターン採用側の印象
質問に対して受け身「指示待ちタイプかも」
無難な受け答え「本音が見えない」
短い返答で終わる「熱意が感じられない」

採用担当者は、“自分の言葉で語れるか”を重視しています。
完璧な回答よりも、

「自分は患者さんとこう関わりたい」
「チームで協力することが得意です」
と、前向きなエピソードを感情を込めて話すことが大切です。

また、面接後の「逆質問」も印象を左右します。

「新人教育で重視していることを教えてください」
「貴院ではどんな症例経験を積めますか?」

といった質問を用意しておくことで、
“意欲が高い人”という印象を残すことができます。

就職前の準備で差がつくのが、【入職前の勉強内容】です。何を学んでおくべきか具体的に解説しています。

過度な条件設定(給与・休日・場所など)

就職が決まらない理由として、意外に多いのが条件の厳しさです。

  • 給料は25万円以上がいい
  • 土日休みが絶対
  • 通勤30分以内
  • 教育体制も充実していて残業ゼロ

──このように条件を絞り込みすぎると、該当する求人は一気に減少します。

特に新人PTやブランク明けの場合、最初から完璧な条件を求めるのは現実的ではありません。
キャリアの初期は、「成長環境」や「経験の幅」を重視するほうが、
長期的に見て収入アップ・転職の選択肢の拡大につながります。

条件を見直す際のポイントは、次の3つ。

  1. 「譲れない条件」と「妥協できる条件」を分ける
  2. 最初は広めに応募→内定後に比較して絞る
  3. 年収より“スキル投資”と考える視点を持つ
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「今だけの条件」で選ぶより、「3年後に市場価値を上げる選択」を意識しましょう。

今すぐできる就職活動の具体的ステップ

「就職活動をしているのに、なかなか内定が出ない…」
そんな理学療法士(PT)志望者に共通するのは、

“正しい順序”と“戦略”を踏まえていないことです。

理学療法士の求人市場は、年々構造が複雑になっています。
一方で、動き方を少し変えるだけで、就職率を大きく上げることが可能です。

理太郎
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ここでは、「今すぐできる」「結果に直結する」就活ステップを、現場目線で解説します。

自己分析と市場理解から始める

まずやるべきは、“いきなり応募”ではなく自己分析+市場分析です。
就職が決まらない人の多くは、自分の強みや適性が曖昧なまま応募しています。

▽ 自己分析で整理すべきポイント

  1. 自分がやりがいを感じる分野(急性期/回復期/在宅など)
  2. 得意・苦手な患者層(整形・脳外・内部疾患など)
  3. 働くうえで譲れない条件(教育体制・勤務形態・休日など)

この3つを明確にすると、求人を選ぶ軸がブレません。

▽ 市場理解も重要

現在(2025年時点)、理学療法士の求人は「病院よりも介護・在宅にシフト」しています。

  • 病院:人員は充足傾向(競争激化)
  • 介護・訪問リハ:慢性的に人手不足(採用意欲が高い)

つまり、「病院で働きたい」だけに固執すると、採用率は下がります。
まずは業界全体の流れを理解し、“求められている分野”へアプローチするのが、第一の一歩です。

応募先の幅を広げる(病院・施設・訪問リハなど)

「どこに応募しても通らない…」という人ほど、応募先が偏っています。
理学療法士の活躍先は、想像以上に多様です。

▽ 主な就職先と特徴

分野特徴採用傾向
急性期病院チーム医療・多職種連携新卒〜若手人気で倍率高い
回復期リハ病棟教育制度が充実経験者・新卒ともに採用多い
介護老人保健施設長期関わり・生活期支援採用率高め・人手不足
訪問リハビリ独立性・在宅支援即戦力求むが収入高め
企業・行政・教育希少・専門性重視枠少なく倍率非常に高い

最初のキャリアで“経験を積むこと”を目的にするなら、
老健・通所・訪問リハからキャリアをスタートし、後に病院復帰も可能です。

「どこでもいい」ではなく、「将来に繋がる経験が得られるか」で選ぶ視点が重要です。

書類と面接の改善ポイント

書類と面接は、“中身の差”よりも「伝え方の差」で結果が変わります。

▽ 履歴書・職務経歴書のポイント

  • 志望動機は「なぜその施設か」まで具体化する
  • 実習・前職のエピソードで成果や学びを数字・行動で表現
  • 自己PRでは患者・同僚・上司からの評価エピソードを入れる

たとえば:

「回復期病棟で在宅復帰率90%のチームに所属し、上肢ADL訓練を担当。
退院後アンケートで“説明が丁寧”との評価を複数いただきました。」

採用担当者が知りたいのは、「あなたが現場でどう動ける人か」。
定型文ではなく、“現場での姿が浮かぶ”言葉を使うことが大切です。

▽ 面接の改善策

  • 「緊張して何も話せない」人は、想定質問の練習を3回は行う
  • 面接官の質問に「一言で答える」よりもエピソードを添える
  • 最後の逆質問で意欲を伝える(例:「新人教育で重視していることは?」)

練習時には、録音して自分の話し方を聞き返すのがおすすめです。
意外と「早口」「声が小さい」「目線が合わない」などの課題が見つかります。

実習や見学での印象が採用に影響することもあります。コミュニケーションに不安がある方は【こちらの記事】も参考に。

求人サイトや転職エージェントの有効活用法

就職活動を“独りでやる”のは、今の時代かなり非効率です。
PT業界では、「医療・介護専門の転職エージェント」を使うことで成功率が大幅に上がります。

▽ 理学療法士向けの主要サービス

サービス名特徴
PTOT人材バンク成功報酬型・非公開求人多数
マイナビコメディカル教育制度・福利厚生重視の求人に強い
PTOTSTワーカー地方求人・ブランク対応に強み
メドフィット即日面接調整などスピード重視

これらを使うメリットは、以下の3点。

  1. 非公開求人(一般公開されない好条件の求人)にアクセスできる
  2. 書類・面接の添削をプロが無料で行ってくれる
  3. 施設との調整(辞退・条件交渉)も代行してもらえる

「就職が決まらない…」と感じたら、
エージェントを“相談相手”として活用し、戦略的な活動設計を行うことが重要です。

行動すれば結果は変わる。小さな一歩が大きな内定に。

理学療法士の就職は、待っていても動きません。
しかし、自己分析→応募先拡大→書類改善→エージェント活用という流れを踏めば、
確実にチャンスは増えます。

「自分に合う職場が見つからない」のではなく、
“見つけるための動き方”を変えることが、今できる最大の対策です。

競合サイトにはない視点|「第二の選択肢」を考える

「どこに応募しても受からない」「面接まで行っても落とされる」──
そんな状況が続くと、多くの理学療法士志望者は自信を失ってしまいます。

しかし、冷静に考えると「就職=正社員の病院勤務」だけが唯一の道ではありません。

むしろ今のPT市場では、“第二の選択肢”を持っている人ほど強いのです。

理太郎
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ここでは、競合サイトではほとんど触れられない、「別ルートからキャリアを築くための現実的な選択肢」を紹介します。

派遣・非常勤・業務委託で経験を積む道もある

「正社員じゃないとキャリアにならない」──
そう思っていませんか?実はそれ、PT業界ではもう古い考え方です。

▽ 派遣・非常勤の強み

  • 即戦力としての評価が高く、採用までが早い
  • 勤務時間・勤務地の柔軟性が高く、ブランク明けでも入りやすい
  • 複数の現場で経験を積める(=臨床幅が広がる)

実際、派遣PTの中には時給2,000〜3,000円以上を得る人も多く、
「非常勤を掛け持ちして年収500万円超」というケースも存在します。

▽ 業務委託という新しい働き方

近年は「訪問リハビリ」や「自費リハ」分野で、

業務委託契約(フリーランスPT)として活動する人も増えています。

  • 訪問1件あたりの報酬:3,000〜4,000円前後
  • 1日6件訪問で日収2万円以上も可能
  • 働く時間・エリアを自分で決められる

業務委託は、初期は不安定に感じるかもしれません。
しかし「経験を積みながら収入も確保できる」という意味で、
“つなぎ”ではなく“成長のステップ”として有効です。

正社員だけが「安定」ではない

むしろ複数の勤務形態を経験したPTほど、後に転職市場で重宝されます。

医療業界以外のリハビリ関連職に目を向ける

「理学療法士資格を活かす=病院勤務」ではありません。
今は医療以外でもPTの専門知識を求める分野が急拡大しています。

▽ 医療外で活躍できる具体的な職種例

分野職種主な業務内容
フィットネス・ウェルネスパーソナルトレーナー・ストレッチトレーナー姿勢・機能改善、リハビリ後の運動指導
企業・製薬・機器メーカー医療機器営業・教育担当装具・リハ機器の導入・説明・実演
教育・行政専門学校講師・福祉課職員後進育成、地域包括支援
介護予防・地域活動地域包括支援センター職員高齢者の運動指導・介護予防教室運営

特に、トレーナー・企業職への転職は年々増加しています。

理太郎
理太郎

「臨床経験+対人スキル+説明力」があるPTは、企業や行政でも高評価を得やすい傾向にあります。

▽ メリット

  • リハ知識を活かしつつ新しい領域でスキル拡張できる
  • 休日・給与・福利厚生が安定している職場も多い
  • 長期的には管理職・教育職へのキャリアパスもあり

「病院で働くPT」から「社会で活躍するPT」へ──
そう視野を広げるだけで、就職のチャンスは一気に増えます。

「どこに行っても合わない」「もう疲れた」と感じるときは、【PTを辞めたいときの考え方】を知っておくのも大切です。

現場のリアル体験談:実際に就職できた人のケーススタディ

最後に、実際に「就職が決まらなかった時期」を乗り越えた理学療法士の実例を紹介します。

【ケース①】新卒で内定ゼロ → 非常勤から正社員へ

男性/20代前半/新卒

卒業時に内定がもらえず、地元のクリニックで非常勤勤務を開始。
週3勤務で経験を積みつつ、半年後に系列のデイケアに正社員登用。
「焦って就職するより、現場経験を優先したのが良かった」と語る。

ポイント: 非常勤でも「現場経験」が最強の実績になる。

【ケース②】急性期志望で落選続き → 老健で再スタート

女性/20代後半/既卒2年目

急性期病院を中心に応募するも不採用が続き、老健へ方向転換。
リハビリ量とコミュニケーション力を評価され、半年後に主任候補へ。
「患者さんとじっくり関われる環境の方が自分に合っていた」と実感。

ポイント: 「どこで働くか」より「どう活かすか」が大切。

【ケース③】臨床から離職 → 訪問リハで復帰

女性/30代/ブランク3年

出産・育児で離職後、訪問リハ業務委託として週2勤務から再開。
子育てと両立しながら、1年で常勤復帰を実現。
「最初は怖かったけど、サポート体制のある職場を選んで正解」とコメント。

ポイント: ライフステージに合わせた柔軟な働き方も選択肢に。

“就職が決まらない”は、終わりではなく“始まり方の再設計”

理学療法士のキャリアは、一本道ではありません。
派遣・非常勤・企業・行政・訪問リハ…
いずれの道も、スキルを磨き続ける限り、次のチャンスへとつながります。

焦らず、「就職できる場所」ではなく「成長できる環境」を探すこと。
それが、理学療法士として長く輝くための最短ルートです。

どうしても就職が決まらないときは、【転職エージェントを活用する戦略】も検討してみてください。

心が折れそうなあなたへ|メンタルケアとモチベーション維持法

「何社受けても内定が出ない」「周りはみんな就職しているのに、自分だけ…」
理学療法士としての就職活動が長引くと、誰でも心が折れそうになります。

しかし、ここで大切なのは“焦り”ではなく“立て直し方”です。
あなたが今感じている不安や落ち込みは、決して特別なことではありません。

理太郎
理太郎

ここでは、理学療法士として就職が決まらない時期をどう乗り越えるか、心理学的・実践的な視点から具体的にお伝えします。

不安や落ち込みの対処法

▽ ①「否定的な自己対話」をやめる

就職活動が長引くと、つい「自分は向いていない」「他の人はもっと優秀だ」と自分を責めてしまいがちです。
しかし心理学的には、否定的な自己対話が続くと、モチベーションと集中力が低下することが分かっています。

対策は、「今の自分」を評価する視点を持つこと。

たとえば、

  • 書類通過率が少し上がった
  • 面接で以前より落ち着いて話せた
  • 1日1件でも応募を継続できた

これらの“小さな成果”を認めるだけで、脳内の報酬系が活性化し、ストレスが軽減されます。
つまり、「うまくいかない」ではなく「少しずつ進んでいる」と捉えることが回復の第一歩なのです。

▽ ②「比較」を減らす

SNSや同級生の話を聞くと、「自分だけ取り残されている」と感じやすくなります。
でも、就職スピードは人それぞれ。
実際、理学療法士の就職活動では卒業後3〜6ヶ月かけて内定を得た人も多くいます。

あなたのペースが遅いのではなく、「合う職場」を丁寧に探しているだけなのです。

どうしても焦る時は、「今の選択が3年後の自分を作る」と考えてください。
長期的視点を持つことで、不安は“前向きな集中力”に変わります。

▽ ③「環境を変える」ことで気持ちをリセット

行き詰まりを感じたら、一時的に環境を変えることも効果的です。

  • 就職サイトを1社変えてみる
  • ハローワークではなくPT専門の転職支援サービスに登録する
  • 応募エリアを広げる(例:県内 → 近隣県)

人間は「変化」を感じるだけで心理的なリフレッシュ効果が得られます。
停滞しているときこそ、「小さな変化」を積み重ねてみましょう。

就職だけがキャリアの道ではありません。今は【副業で経験を積むPT】も増えています。

孤立しないための相談先やコミュニティ

就職が決まらない時期は、自分でも気づかないうちに孤立してしまうことがあります。
しかし、“一人で抱え込む”ことこそ、最も危険です。

▽ ① 同期・先輩PTとのつながりを持つ

同じ資格を持つ仲間との会話は、安心感と客観的な視点を与えてくれます。

理太郎
理太郎

SNSやX(旧Twitter)では、#理学療法士就活 などのハッシュタグで情報交換をしているPTも多く、現場のリアルな声を聞くことで、気持ちが前向きになります。

▽ ② 転職・就職エージェントを“カウンセラー”として活用

たとえば「PTOT人材バンク」や「マイナビコメディカル」などのエージェントは、
応募書類の添削や面接対策だけでなく、メンタル面のフォローも行っています。

担当者に「最近落ち込んでいて…」と話すのは恥ずかしく感じるかもしれませんが、
彼らは数百人のPTの転職を支援してきた“プロ”。
あなたのような状況を経験した人を何人も見てきています。

つまり、「今の状態を理解してくれる第三者」がすぐそばにいるということです。

▽ ③ OB・OG訪問・学校のキャリア支援室を頼る

新卒・第二新卒の場合、母校の先生やOB・OGが心強い味方です。
「もう卒業したし相談しにくい」と感じる必要はありません。
多くの教育機関では卒後3年以内のキャリアサポートを継続して行っています。

自分だけで道を探すよりも、“外の目線”を取り入れることが再出発の鍵です。

「就職できない時期」は、あなたを強くする時間

今のあなたは、ただ“結果待ち”をしているのではありません。
自己理解を深め、現場を見極め、成長の準備をしている段階です。

理学療法士としての人生は、40年続く長いマラソン。
最初の就職でつまずいたとしても、あなたの価値は決して揺らぎません。

焦るより、まずは「心の体調」を整えること。

それが、次のチャンスを確実に掴むための最短ルートです。

就職が決まらないのは「終わり」ではない

理学療法士(PT)としての就職活動がうまくいかない時期は、誰にでも訪れます。
しかし、就職が決まらないという事実は、あなたの“限界”を意味するものではありません。

むしろこれは、自分の方向性を見つめ直し、成長のチャンスを掴むための通過点です。

理太郎
理太郎

焦りや不安で行動を止めてしまう前に、少しだけ視点を変えてみましょう。

ここから再び前に進むための、現実的なヒントをお伝えします。

行動を変えればチャンスは広がる

「応募しても受からない」「面接で落とされる」と感じたとき、
つい“自分の何がダメなんだろう”と落ち込みがちです。

しかし実際には、「行動の方向を少し変える」だけで結果が変わることが多いのです。

▽ ① 応募先の幅を広げる

病院だけでなく、老健・デイサービス・訪問リハなど、
「リハビリを必要としている現場」は想像以上に広がっています。

特に最近は、訪問リハや地域リハの求人が急増しています。

「病院じゃなきゃダメ」という固定観念を外せば、
新たなフィールドでキャリアをスタートできる可能性が高まります。

▽ ② 書類・面接の改善をプロに頼む

就職支援サービス(PTOT人材バンク・マイナビコメディカルなど)では、
履歴書や志望動機の添削、模擬面接のサポートを無料で受けられることをご存じでしょうか?

自分では気づかない「伝わらない言葉」や「表現の硬さ」を直すだけで、
採用率がぐっと上がるケースも少なくありません。

▽ ③ 「行動を止めない」ことが最大の差

多くの就活生が途中で心が折れてしまう一方、
“行動を続けた人”が最終的に内定を勝ち取ります。

たとえ1日1件でも応募を続ければ、
その行動の積み重ねが「確率の壁」を突破する力になります。

諦める前にできること、相談できる人を見つけよう

理太郎
理太郎

「もう疲れた」「どこにも受からない」と感じたときこそ、一人で抱え込まずに“外の力”を借りましょう。

▽ ① 信頼できる第三者に相談する

就職活動は、孤独との戦いでもあります。
そんなときは、以下のような相談先を活用しましょう。

種類内容・メリット
学校のキャリア支援室卒業後でも相談可。履歴書添削や求人紹介も対応。
転職エージェント面接練習・求人紹介・条件交渉を一括サポート。
同期・先輩PT現場のリアルを聞ける。紹介・ツテが生まれることも。
家族・友人心の支えとして、客観的な意見をもらえる。

特にエージェントは、就職が難航している人にこそ効果的。
非公開求人(一般公開されない優良職場)を紹介してもらえるケースも多く、
“チャンスを見逃さない”ために欠かせない存在です。

▽ ② 自分を追い詰めない

就職が決まらないと、どうしても「このまま何もできないんじゃ…」という恐怖が出てきます。
でも、今のあなたは“動いている”時点で前進しています。

休む勇気も必要です。
一度立ち止まり、自分のやりたいことを整理することで、
再スタートのモチベーションは必ず戻ってきます。

就職が決まらない=人生が詰んだ、ではない。

むしろ、それはあなたのキャリアをより良い方向に修正するタイミングです。
求人の幅を広げ、支援を活用し、仲間に相談することで、
必ずあなたに合った職場が見つかります。

理学療法士としての人生は長い。

“今の一歩”が遠回りに見えても、それは確実にあなたの未来を支える土台になります。

焦らず、諦めず、一歩ずつ。
チャンスは、まだあなたの手の届く場所にあります。

「給料や待遇が不安で迷っている」という方は、【理学療法士の給与事情】も知っておくと方向性が見えます。

まとめ|理学療法士の就職が決まらない時こそ“見直しと再出発”のチャンス

理学療法士の就職活動は、求人が多いように見えても実際は「地域差」「条件の偏り」「経験値の違い」で結果に大きな差が出ます。
しかし、就職が決まらない=終わりではありません。むしろ、自分を見つめ直し、次のステップを考える貴重な機会です。

以下に、この記事で押さえておくべき重要なポイントをまとめます。

重要ポイントまとめ

  • 就職が決まらないのは珍しくない。 理学療法士の就活は年々長期化しており、新卒・既卒・ブランクありで難易度が変わる。
  • 求人票の“数”より“内容”を見ることが大切。 特定地域や回復期・訪問系に求人が集中しており、応募エリアの見直しが鍵になる。
  • 応募数が少なすぎる人が多い。 1〜2件で止まらず、10件以上応募して初めて比較ができる。
  • 履歴書・志望動機の差別化が重要。 「なぜその施設なのか」「自分が貢献できる点」を具体的に書くと通過率が上がる。
  • 面接では“即戦力”より“成長意欲”を見られる。 素直さ・現場理解・チーム適応力が評価されやすい。
  • 条件を絞りすぎると選択肢が狭まる。 給与・勤務地・休日など、譲れる部分を見直して再設定する。
  • 派遣・非常勤・業務委託も有効な選択肢。 経験を積んで正社員登用されるケースも多数。
  • 医療外リハ職(企業リハ・トレーナー・教育職)にも道がある。 理学療法士の知識は医療以外でも強く求められている。
  • メンタルケアも忘れずに。 比較や自己否定は禁物。小さな前進を認め、環境を少し変えるだけで再び動き出せる。
  • 孤立しない。 学校・エージェント・同期・家族など、相談できる人を1人でも持つことが心の支えになる。
  • 行動を止めなければ結果は出る。 就活は“運”より“継続力”。少しずつでも動き続けた人が最終的に内定を得ている。
  • 転職エージェントを上手く使う。 応募書類添削・非公開求人紹介・面接同行など、無料で利用できる支援は積極的に使うべき。
  • “今の停滞”はキャリアの準備期間。 行動と振り返りを繰り返すことで、自分に本当に合う職場に出会える。

結論:

就職が決まらないのは失敗ではなく、「未来を選び直すチャンス」です。
視野を広げ、助けを借り、焦らず一歩ずつ進めば、必ず“自分に合った職場”と出会えます。
理学療法士としてのキャリアは長い。大切なのは「早さ」ではなく、「納得して働ける場所」を見つけることです。

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