PT悩み

リハビリ21・22単位がきつい…限界を超えずに働く方法とは?

リハビリ 21単位 きつい

理太郎

32歳|理学療法士|RYT200修了
理学療法士のお悩みや転職
ボディメイクに関する知識を
モットーにブログ情報を発信しています

「今日は21単位か……」
朝の予定表を見た瞬間、ため息が出る。
それが、いつの間にか“当たり前”になっていませんか。

身体は重いのに、患者さんの前では笑顔を作る。
昼休憩は記録で消え、気づけば22単位を回し切っている――。

「リハビリ21単位きつい」
「22単位、この働き方いつまで続くんだろう」

そう思いながら悩んでいるあなたは、
決して弱いわけでも、甘えているわけでもありません。

実はこの“きつさ”には、多くの理学療法士が言葉にできず抱えている共通の理由と構造的な問題があります。

なぜ21単位・22単位はここまで消耗するのか。
どこまでが「普通」で、どこからが「無理」なのか。
そして、この働き方を続けるべき人・見直すべき人の違いとは。

ポイント

この記事では、現場のリアルな声と専門家視点をもとに、「ここでしか読めない答え」を丁寧に整理していきます。

理太郎
理太郎

その疲れ、本当にあなた一人の問題でしょうか。
続きを読めば、きっと見え方が変わります。

リハビリ21単位・22単位がきついと感じる理由

「今日も21単位…」「22単位の日は正直しんどい」
そんな本音を、口に出せずに飲み込んでいませんか。

実際に「リハビリ21単位・22単位がきつい」と悩む理学療法士の多くは、

体力的な限界だけでなく、精神的な消耗将来への不安を感じています。

この章では、なぜ21単位・22単位がここまで“きつい”と感じられるのかを、
制度・現場事情・1日のリアルな流れという3つの視点から整理します。

理太郎
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私が初めて入職した整形外科クリニックでは、
「18単位」が基準でそれ以降は2単位ごとに「45分」の残業代が発生していました。

つまり…残業は「時間制」ではなく「単位制」

「24単位」を取得すると「135分」の残業代が出ていました。
そのため、先輩PT達は「22単位」取得することは当たり前でお金を稼ぐために単位を多く取得していた実例もあります。

「単位が多くなる背景には、単位ノルマという構造的な問題があります」

そもそも「単位」とは?現場での意味と役割

まず前提として、「単位」とは診療報酬上のリハビリ提供時間を示す指標です。
一般的に1単位=20分とされ、

  • 21単位=約7時間
  • 22単位=約7時間20分

“直接介入時間”を意味します。

重要なのは、ここに

  • 記録
  • カンファレンス
  • 移動
  • 準備・片付け

といった時間が一切含まれていないことです。

つまり21単位・22単位という数字は、「1日ほぼリハビリを回し続けている状態」を示しています。

「単位を取れている=優秀」という評価がされやすい現場ほど、
この構造的な負担が見過ごされがちです。

なぜ21単位・22単位になるのか?制度と現場の事情

では、なぜここまで高単位になるのでしょうか。

理太郎
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背景には、制度と経営の論理があります。

  • 診療報酬上、リハビリは“稼ぎやすい部門”
  • 人件費を抑えつつ収益を上げたい
  • 一人当たりの生産性を最大化したい

こうした事情から、

「1人あたり21〜22単位が当たり前」

という目標設定がされている施設も少なくありません。

特に、

  • 回復期リハ病棟
  • 老健・療養型
  • 人手不足の中小病院

では、高単位が常態化しやすい傾向があります。

問題なのは、この単位数が「能力」や「やる気」の問題として語られがちな点です。

本来は構造の問題なのに、

「慣れれば大丈夫」
「若いうちはできるでしょ」

と個人に押し付けられることで、心身の疲弊が加速していきます。

1日の流れと身体的・精神的負担の具体例

21単位・22単位の日を、具体的にイメージしてみましょう。

  • 9:00〜12:00:連続リハ(休憩ほぼなし)
  • 12:00〜13:00:昼休憩(記録・呼び出しで実質短縮)
  • 13:00〜17:30:再び連続リハ
  • 17:30以降:記録・書類・翌日の準備

この流れの中で、

  • 腰・膝・手首への慢性的負担
  • 集中力の低下
  • 「早く終わらせなきゃ」という焦り

が蓄積していきます。

さらに精神面では、

  • 患者対応が作業的になる自己嫌悪
  • 丁寧に関われない葛藤
  • 「この働き方、いつまで続けるの?」という不安

を感じやすくなります。

ここで大切なのは、

「きつい」と感じるのは甘えではない

ということです。

21単位・22単位は、
身体的にも精神的にも“限界に近い設計”であることが多く、
それに疑問を持つのは自然な反応です。

もしあなたが今、

「リハビリ 21単位 きつい」「22単位はもう無理かも」

と感じているなら、

理太郎
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それは怠けたいからではなく、働き方を見直すタイミングかもしれません。

【体験談】21単位・22単位を経験した人の声

「21単位・22単位がきついのは自分だけなのか?」

理太郎
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そう感じて悩んでいる理学療法士・作業療法士は少なくありません。

この章では、実際に21単位・22単位を経験した人たちのリアルな声を通して、
数字だけでは見えない“現場の本音”を掘り下げていきます。

共通しているのは、

「体力的に限界」だけでなく、「気持ちがすり減っていく」

という感覚でした。

限られたリハビリ時間の中で単位をこなす負担も大きいです」

理学療法士・作業療法士それぞれのリアルな声

まずは、職種別に聞かれる声です。

理学療法士(PT)の声

  • 「立位・歩行介助が続いて、腰と膝が慢性的に痛い」
  • 「1日中動きっぱなしで、水を飲む余裕もない」
  • 「安全確認より“回すこと”が優先されている感覚がつらい」

PTの場合、身体的負担の大きさを挙げる人が非常に多く、
特に回復期や療養型では、
「このペースを何年も続けられる気がしない」という声が目立ちます。

作業療法士(OT)の声

  • 「集中力が切れて、評価や介入が雑になってしまう自己嫌悪」
  • 「患者さんとじっくり関われないのが一番つらい」
  • 「作業療法というより“時間消化”になっている感覚」

OTからは、精神的な消耗感を訴える声が多く、
「本来やりたかったOT像とのギャップ」に悩む人が多い傾向にあります。

新人とベテランで感じ方は違う?

21単位・22単位に対する感じ方は、経験年数によっても変わります

新人(1〜3年目)の場合

  • 「体力的にきついけど、これが普通だと思っていた」
  • 「周りがやっているから弱音を吐けない」
  • 「仕事を覚えるだけで精一杯で、違和感に気づく余裕がない」

新人ほど、

“比較対象がないまま高単位に慣らされていく”

という危うさがあります。

理太郎
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結果として、「気づいたら体も心もボロボロだった」というケースも少なくありません。

中堅〜ベテランの場合

  • 「若い頃はできたが、年々しんどさが増す」
  • 「質を保てていないと自覚するのがつらい」
  • 「後輩に同じ働き方をさせたくないと思うようになった」

ベテランになるほど、

体力よりも“働き方そのものへの疑問”

を感じやすくなります。

理太郎
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この段階で転職や配置換えを考え始める人は非常に多いです。

匿名アンケートで見えた意外な本音

複数のリハ職向け匿名アンケート(SNS・コミュニティ調査)では、
次のような本音が多く見られました。

  • 「単位数が多い=やりがい、とは全く思えない」
  • 「給料がもう少し高ければ我慢できるかも…と思う自分が嫌」
  • 「患者さんのためと言い聞かせているが、正直限界」

特に多かったのが、

「きついけど、辞めるほどじゃないと思ってズルズル続けている」

という声です。

これは裏を返すと、

  • 慢性的な疲労
  • モチベーションの低下
  • キャリアへの迷い

を抱えながら働いている人が、非常に多いということでもあります。

ここで大切なのは、

「21単位・22単位がきつい」と感じるのは、少数派ではない

という事実です。

もしあなたが今、

「自分が弱いのでは?」
「耐えられないのは甘え?」

と悩んでいるなら、

理太郎
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それは現場の設計そのものが過酷なだけかもしれません。

「きつい」と感じる人が抱える具体的な悩み

「21単位・22単位がきつい」と感じる背景には、
単なる忙しさでは説明できない複合的な悩みがあります。

悩んでいる多くの理学療法士・作業療法士は、

  • もう限界なのかを知りたい
  • 他の人も同じように苦しんでいるのか確かめたい
  • この働き方を続けるべきか判断したい

という思いを抱えています。

ここでは、「きつい」という一言の中に隠れている3つの代表的な悩みを、
現場のリアルに即して掘り下げます。

「単位制に加えて、担当制がある職場では負担がさらに増えがちです」

疲労や体力的な限界

最も分かりやすく、そして誰もが感じやすいのが身体的な疲労の蓄積です。

21単位・22単位の勤務では、

  • 1日7時間以上の直接介入
  • ほぼノンストップでの立位・歩行介助
  • 休憩が削られがちなスケジュール

が当たり前になります。

その結果、

  • 腰痛・膝痛・肩こりが慢性化
  • 帰宅後は何もできず寝るだけ
  • 休日も疲労が抜けない

といった状態に陥りやすくなります。

特に問題なのは、

「若いうちは大丈夫」「慣れれば平気」

と言われがちな点です。

無理を続けた結果、数年後に

身体を壊して現場を離れる

ケースも決して珍しくありません。

患者さん対応でのメンタルの負担

21単位・22単位のきつさは、体力だけでなくメンタルにも大きく影響します。

時間に追われる中で、

  • 一人ひとりに十分な説明ができない
  • 気持ちに寄り添う余裕がなくなる
  • 「早く次に行かなきゃ」と焦ってしまう
理太郎
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そんな自分に、罪悪感や自己嫌悪を覚える人は少なくありません。

本来、リハビリ職を選んだ理由は、

  • 患者さんとじっくり向き合いたかった
  • 回復を一緒に喜びたかった

という思いだったはずです。

それが現実には、「回すための作業」になってしまう。

このギャップが、

「仕事が嫌いになりそう」
「向いていないのでは」

という不安につながっていきます。

プライベートとの両立が難しい

高単位勤務が続くと、仕事以外の時間がどんどん削られていきます

例えば、

  • 残業や記録で帰宅が遅くなる
  • 疲れ切って趣味や勉強ができない
  • 休日も仕事の疲れが抜けない

といった状態です。

その結果、

  • 友人との約束を断ることが増える
  • 家族との時間が減る
  • 将来のライフプランが描けなくなる

という悩みが出てきます。

特に、

  • 結婚
  • 育児
  • 長く働き続けること

を考え始めたタイミングで、

「この働き方、ずっと続けられる?」

という疑問が強くなります。

ここで大切なのは、

「きつい」と感じるのは意志が弱いからではない

という点です。

21単位・22単位という働き方は、
人生全体とのバランスを崩しやすい設計になっていることが多く、
疑問を感じるのは自然な反応です。

もしあなたが今、
「リハビリ 21単位 きつい」「22単位はもう限界かも」
と感じているなら、

理太郎
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それは逃げたいサインではなく、見直すべきサインかもしれません。

競合にはない独自情報!21単位・22単位でも楽になる工夫

「21単位・22単位がきついのは分かっている。でも、今すぐ環境を変えるのは難しい」

そう感じながら、毎日を何とか乗り切っている理学療法士・作業療法士は少なくありません。

多くの記事では、

「きついなら転職を」
「単位数を下げるべき」

といった結論で終わりがちです。

しかし現実には、

  • すぐに転職できない
  • 家庭や立場の事情がある
  • 今の職場でもう少し耐えたい

という人も多いはずです。

ここでは、
21単位・22単位という前提をすぐには変えられない状況でも、
負担を“確実に軽くできる工夫”
を、現場目線でまとめます。

「単位が回らないと、自分ができないだけだと感じてしまう人も多いです」

時間管理と休憩の取り方で負担を減らす

高単位勤務がきつく感じる最大の理由は、「ずっと追われている感覚」です。

理太郎
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ポイントは、休憩時間を「取れたらラッキー」にしないこと

実践しやすい工夫

  • 1日を「午前ブロック/午後ブロック」で区切って考える
  • 昼休憩は“記録しない時間”として死守する
  • 5分でも座る時間をスケジュールに組み込む

特に重要なのは、

「記録は休憩時間にやらない」と決めることです。

短時間でも意識的に頭と身体を切り替えることで、
午後の消耗度が大きく変わります。

患者さんとのコミュニケーションで効率アップ

意外かもしれませんが、コミュニケーションを少し工夫するだけで、疲労は減ります

理太郎
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ポイントは、「説明を最初にまとめる」ことです。

例:最初の30秒を変える

  • 今日やること
  • どこまでやるか
  • 終わりの目安

これを最初に伝えるだけで、

  • 途中での質問が減る
  • 患者さんの納得感が上がる
  • 介入がスムーズに進む

結果として、
「無駄に気を張る時間」が減り、精神的な消耗が軽くなります。

リハ助手やチームと連携して業務を分担する

21単位・22単位がきつい職場ほど、「全部一人でやるのが当たり前」という空気があります。

しかし実際には、

  • 準備・片付け
  • 移動の補助
  • 簡単な見守り

など、分担できる業務は意外と多いものです。

ポイントは、

「お願い=迷惑」だと思わないこと

チームで回す前提の職場ほど、
単位数が多くても消耗が少ない傾向があります。

まずは、

  • 忙しい時間帯だけ手伝ってもらう
  • 毎回ではなく“ここぞ”で頼る

といった小さな一歩からで十分です。

体調管理・メンタルケアの具体的なコツ

高単位勤務では、「気合」より「管理」が重要になります。

身体面のコツ

  • 勤務後に必ず5分ストレッチする
  • 腰・膝を冷やさない工夫をする
  • 疲労が溜まる曜日を把握する

メンタル面のコツ

  • 「今日はここまでできた」と線を引く
  • 完璧なリハビリを目指さない
  • 同僚と“愚痴れる場”を持つ

特に大切なのは、

「21単位・22単位で質を100%保つのは無理」

と、自分に許可を出すことです。

もしあなたが今、
「リハビリ 21単位 きつい」「22単位は限界」
と感じているなら、

理太郎
理太郎

まずは壊れないための工夫を取り入れてください。

それでも改善しない、
あるいは心身の不調が続くのであれば、
それは個人の工夫でどうにかなるラインを超えている可能性があります。

リハビリ21単位・22単位を続けるべきか?見直すべきか?

「21単位・22単位は正直きつい。でも、辞めるほどではない気もする」
「周りも同じようにやっているし、自分が弱いだけなのでは?」

こうした迷いの中で、「リハビリ21単位・22単位がきつい」と悩んでいる理学療法士・作業療法士は非常に多いです。

この章では、
続けた場合に起こりうるリスクと、続けてもいい条件・見直すべきタイミング
そして現実的な選択肢を整理します。

理太郎
理太郎

「辞める or 我慢する」の二択ではなく、判断するための軸を持つことが目的です。

「業務量と待遇を比べて、割に合わないと感じるのも無理はありません」

無理をするとどうなる?離職リスクと健康被害

21単位・22単位を「きつい」と感じながら無理を続けると、
多くの場合、次のような形で影響が出てきます。

身体面のリスク

  • 慢性的な腰痛・膝痛・肩の痛み
  • 疲労が抜けず、常にだるい状態
  • 若くてもぎっくり腰・腱鞘炎などの急性障害

特に怖いのは、
「痛みがあるのが当たり前」になってしまうこです。

この状態が続くと、

「この仕事を一生続けられないかも」

という不安が現実味を帯びてきます。

メンタル・キャリア面のリスク

  • 患者対応が雑になっている自己嫌悪
  • 仕事へのモチベーション低下
  • 理学療法士という仕事自体が嫌になる

結果として、

  • 突然の退職
  • 燃え尽き症候群
  • リハ職そのものからの離脱

につながるケースも少なくありません。

理太郎
理太郎

「まだ耐えられる」と感じている段階で、一度立ち止まることが重要です。

続けるための条件と見直すタイミングの目安

では、21単位・22単位を続けてもいいケースとは、
どんな条件がそろっている場合でしょうか。

続けられる可能性がある条件

  • 休憩や有休がきちんと取れている
  • 上司や同僚に相談できる環境がある
  • 単位数以外の評価軸(教育・裁量)がある
  • 期間限定(数年で異動など)の見通しがある

これらが揃っていれば、
「今は耐えるフェーズ」として割り切る選択も現実的です。

一方で、次のようなサインが出ている場合は、
見直すタイミングと考えた方がよいでしょう。

見直しを考えるサイン

  • 休日も疲れが抜けない状態が続いている
  • 身体の痛みが慢性化している
  • 「この仕事、もう楽しくない」と感じ始めた
  • 相談しても「慣れろ」で片付けられる

これらは、

個人の努力ではどうにもならないライン

に近づいているサインです。

転職や配置換えなど選択肢の具体例

21単位・22単位がきついと感じたとき、選択肢は「退職」だけではありません。

現職内での選択肢

  • 急性期・外来・デイなどへの配置換え
  • 単位数を抑えた役割(教育・調整役)へのシフト
  • 非常勤・時短勤務への変更

意外と多いのが、

「相談したらあっさり調整できた」

というケースです。

転職という選択肢

  • 単位ノルマが緩い病院・施設
  • 訪問リハやデイケアなど働き方を変える
  • 教育・マネジメント寄りのポジション

転職は逃げではなく、キャリアを守るための手段です。

もしあなたが今、
「リハビリ 21単位 きつい」「22単位が限界かも」
と感じているなら、

理太郎
理太郎

続ける・見直す・離れるそれぞれの選択肢を、冷静に並べてみてください。

大切なのは、

心身を削りながら続けることが“正解”ではない

という事実です。

あなたが長く理学療法士として働き続けるために、
今の働き方が本当に合っているのか――
一度、真剣に考えてみてもいいタイミングかもしれません。

よくある質問と専門家からの回答

「リハビリ21単位・22単位がきつい」と感じて悩んでいる人ほど、

“これって普通なの?”
“自分だけが我慢しすぎている?”

といった疑問を強く抱えています。

ここでは、現場の理学療法士・作業療法士から特に多く寄せられる質問を取り上げ、
制度・実務・キャリアの視点から分かりやすく回答します。

「知らなかった」ことで、必要以上に自分を追い込んでしまわないためにも、
一つずつ整理していきましょう。

21単位・22単位は法律的に問題ないの?

まず最も多い質問が、

「そもそも21単位・22単位って合法なの?」

というものです。

結論から言うと、

21単位・22単位自体は、法律違反ではありません。

リハビリの「単位」は診療報酬上の区分であり、
1単位=20分として算定されます。

制度上、

  • 1日の算定単位数の上限
  • 理学療法士1人あたりの明確な単位制限

法律で細かく定められているわけではありません

そのため、

  • 21単位
  • 22単位
  • それ以上

も、制度上は可能という扱いになります。

ただし「問題がない=安全」ではない

ここで注意したいのが、

「違法ではない」と「無理がない」は全く別

という点です。

労働時間として考えると、

  • 21単位=約7時間の直接介入
  • 22単位=約7時間20分の直接介入

これに、

  • 記録
  • 移動
  • カンファレンス

が加わるため、
実質的には長時間労働になりやすいのが現実です。

つまり、

法律的にはOKでも、身体・メンタル的には限界を超えやすい

それが21単位・22単位の実態です。

これ以上単位を減らす交渉はできる?

次によく聞かれるのが、

「単位数を減らしてもらう交渉ってできるの?」

という質問です。

結論としては、

交渉は可能です。ただし、やり方が重要です。

失敗しやすい交渉の例

  • 「きついので減らしてください」だけで終わる
  • 感情的に不満をぶつける
  • 忙しい上司を捕まえて唐突に言う

このような伝え方では、

理太郎
理太郎

「みんな同じ」「慣れの問題」で終わってしまうことが多いです。

通りやすい交渉のポイント

一方、現場で実際に通ったケースでは、

  • 身体的・精神的な影響を具体的に説明
  • 患者対応の質への影響を伝える
  • 代替案(配置・役割変更)を提示

といった工夫がされています。

例えば、

  • 「腰痛が悪化している」
  • 「集中力が落ちてヒヤリとする場面が増えた」

など、安全や質に関わる視点で伝えると、
受け止められやすくなります。

また、

  • 期間限定で単位を調整
  • 教育・調整業務を一部担当

など、
「減らす=戦力外」ではない形を提示できると、
交渉が前向きに進みやすくなります。

重要なのは、

我慢し続ける前に、一度は相談すること

です。

理太郎
理太郎

現在、私が勤めている病院では1日「18単位」の取得が基準です。

病院経営者側からは、1日「20〜22単位」の取得を目指すように指摘がありましたが…
主任PTが「勤務実態の記録」をまとめて交渉した結果、18単位の取得でも指摘されることがなくなりました!

他の施設や職場の平均単位数は?

最後に、非常に多いのが、

「他の職場もこんなに単位多いの?」

という疑問です。

結論から言うと、

21単位・22単位は“多い部類”に入ります。

よくある単位数の目安(あくまで傾向)

  • 急性期病院:15〜18単位
  • 回復期リハ病棟:18〜21単位
  • 老健・療養型:20〜22単位
  • 外来・デイ:14〜18単位

※地域・人員配置・経営方針によって差はあります。

つまり、

21単位・22単位は「どこでも普通」ではない

ということです。

特に、

  • 人手不足
  • 収益重視
  • 教育体制が弱い

職場ほど、高単位が常態化しやすい傾向があります。

もしあなたが、

「どこに行っても同じだろう」と思って我慢しているなら、

それは事実ではない可能性が高い

と知っておいてください。

21単位・22単位がきついと感じるのは、甘えでも、能力不足でもありません

制度的に可能であることと、
あなたが無理をしていいかどうかは別の話です。

「続ける」「調整する」「環境を変える」――
どの選択肢も、間違いではありません

理太郎
理太郎

大切なのは、知らずに耐え続けることではなく、知った上で選ぶこと

この章が、
あなたがこれからの働き方を考えるための
一つの判断材料になれば幸いです。

「単位数がどうしても合わない場合、職場を変えるという選択も現実的です」

まとめ

「リハビリ21単位・22単位がきつい」と感じるのは、決して珍しいことでも、甘えでもありません。
それは多くの場合、制度・職場構造・働き方設計そのものに無理があることから生じています。

本記事で解説してきた内容を、重要ポイントに絞って整理します。

  • 21単位・22単位は制度上は可能だが、身体的・精神的負担が非常に大きい働き方
  • 「単位=直接介入時間」であり、記録・移動・準備時間は含まれていない
  • 高単位が常態化する背景には、経営・人手不足・収益重視の構造がある
  • 「きつい」と感じる人は少数派ではなく、むしろ多くが同じ悩みを抱えている
  • 身体の痛み、メンタルの消耗、仕事への違和感は“見直しサイン”
  • 工夫次第で多少は楽になるが、限界を超えた負担は個人努力では解決できない
  • 単位数の相談・交渉は可能であり、伝え方次第で調整できるケースもある
  • 21〜22単位は「どこでも普通」ではなく、多い部類に入る
  • 続ける・見直す・環境を変える、どの選択も間違いではない
  • 大切なのは、知らずに耐えることではなく、理解した上で選ぶこと

もしあなたが今、

「リハビリ21単位きつい」「22単位は限界かもしれない」

と感じているなら、それは逃げたい気持ちではなく、自分のキャリアと健康を守ろうとする自然な感覚です。

理学療法士として長く働き続けるためには、

理太郎
理太郎

「どれだけ頑張れるか」より「どう働き続けられるか」

という視点が欠かせません。

今の働き方が本当に自分に合っているのか。
続ける条件は整っているのか。
他の選択肢はないのか。

この記事が、あなたが無理を前提にしないキャリアを考えるための、
一つのきっかけになれば幸いです。

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