昨今、フィジークやボディビルは認知度が高く競技人口も増えてます。
フィジークやボディビルに次いで、今人気なのがクラシックフィジーク!
クラッシックフィジークとはなんなのか?
本記事では、クラシックフィジークとボディビルの違いについて解説します。
- クラシックフィジークとボディビルの違い
- 体重制限や仕上がり体重
- 初心者向けの大会選びについて

2024年よりメンズフィジーク競技に参戦しています。筋トレや食事に関する有益な情報を発信しています!
クラシックフィジークとボディビルの違いは?

クラシックフィジークとボディビルの主な違いは、筋肉のサイズ・バランス・美しさ、そしてポージングのスタイルにあります。
- 筋肉のサイズとバルク
◎クラシックフィジーク
「黄金時代」のボディビル(アーノルド・シュワルツェネッガーやフランク・ゼーンの時代)を意識したカテゴリーで、過剰な筋肥大ではなく、バランスの取れた美しい筋肉のラインを重視しました。
体重制限があるため、とんでもない筋肥大は避けられる。
◎オープンボディビル
限界まで筋肉を大きくし、圧倒的なバルクとカットを求める。
体重制限がなく、極限まで増量&減量を行います。
- バランスとシルエット
◎クラシックフィジーク
Vシェイプ(広い肩と細身のウエスト)を強調し、シンメトリーとプロポーションが重要です。
◎オープンボディビル
筋肉のサイズが最優先。
ウエストの太さよりも、全身の筋肉量と密度が評価対象。
- ポーズ
◎クラシックフィジーク
伝統的なクラシックポーズが必須。
アーノルドの「ダブルバイセップス」や「バキュームポーズ」など。
◎オープンボディビル
迫力のある「モストマスキュラー」や「フロントラットスプレッド」など、筋肉の迫力を前面に出すポーズが多い。
- 体重制限
◎クラシックフィジーク:身長ごとに上限体重が設定されています。
◎オープンボディビル:体重制限なし。
- 見た目の特徴
◎クラシックフィジーク
美しく流れるような筋肉のライン+細身ウエスト
◎オープンボディビル
とんでもない筋肥大+迫力ある全身の密度
クラシックフィジークとボディビルどっちが向いている?
クラシックフィジーク | 美しいシルエットとバランスを求める人向け |
オープンボディビル | 可能な限り筋肉を大きくしたい人向け |
どちらが良いかは個人の好みです。
「昔ながらの格好良い身体」が好きならクラシックフィジーク、「圧倒的な筋肉量」を目指すならオープンボディビルがおすすめです!
クラッシックフィジーク-体重制限-

クラシックフィジークの体重制限は、選手の身長に応じて決められます。
これは、選手が「クラシック」な美しいボディラインを維持するために設けられているルールです。
主にIFBB(International Federation of Bodybuilding & Fitness)プロリーグのルールに基づいて設定されています。
CLASSES&HEIGHTS | 身長(cm) | WEIGHT | 体重(kg) |
---|---|---|---|
Up to and including 5’4″ | 162.6 | Up to and Including 167 lbs | 75.7 |
Up to and including 5’5″ | 165.1 | Up to and Including 172 lbs | 78.0 |
Up to and including 5’6″ | 167.6 | Up to and Including 177 lbs | 80.3 |
Up to and including 5’7″ | 170.2 | Up to and Including 182 lbs | 82.6 |
Up to and including 5’8″ | 172.7 | Up to and Including 187 lbs | 84.8 |
Up to and including 5’9″ | 175.3 | Up to and Including 194 lbs | 88.0 |
Up to and including 5’10” | 177.8 | Up to and Including 202 lbs | 91.6 |
Up to and including 5’11” | 180.3 | Up to and Including 209 lbs | 94.8 |
Up to and including 6’0″ | 182.9 | Up to and Including 217 lbs | 98.4 |
Up to and including 6’1″ | 185.4 | Up to and Including 224 lbs | 101.6 |
Up to and including 6’2″ | 188.0 | Up to and Including 232 lbs | 105.2 |
Up to and including 6’3″ | 190.5 | Up to and Including 239 lbs | 108.4 |
Up to and including 6’4″ | 193.0 | Up to and Including 246 lbs | 111.6 |
Up to and including 6’5″ | 195.6 | Up to and Including 253 lbs | 114.8 |
Up to and including 6’6″ | 198.1 | Up to and Including 260 lbs | 117.9 |
Up to and including 6’7″ | 200.7 | Up to and Including 267 lbs | 121.1 |
Over 6’7″ | 200.7 | Up to and Including 274 lbs | 124.3 |
- IFBBアマチュア(NPC・JBBFなど)
アマチュアではプロと体重制限がいくつか異なることがありますが、基本的には似たような基準で運用されています。
- その他の団体(WBFF、NABBAなど)
団体によって多少異なる場合がありますが、IFBBプロリーグの基準が一般的に参考にされています。
クラシックフィジークに体重制限がある理由
クラシックフィジークは、オープンボディビルディングとは異なり、黄金比(ゴールデンプロポーション)とクラシックな美しさを重視します。
そのため、筋肉量の増加を無制限にせず、規定の体重制限が設けられています。
クラシックフィジーク-仕上がり体重-

- 減量前のオフシーズンの体重が最終体重+5〜10kg程度が一般的
- 絞りによるが、体脂肪率5〜8%でステージに立つのが理想
- 絞りすぎると筋量が削減されるため、バルクと意思のバランスが重要
クラシックフィジークに体重制限ぎりぎりで出場するメリット
- クラシックフィジークの理想的なプロポーションを維持
- 筋肉の密度とカットを最大限に引き出せる
- 減量戦略の明確化
クラシックフィジーク-初心者の大会選び-

クラシックフィジークの大会に初心者として挑戦するなら、まずは基本的なルールや準備について知っておくことが大切です。
- クラシックフィジークとは?
クラシックフィジークは、ボディビルとフィジークの中間のカテゴリーで、「黄金時代のボディビル」の美しさを重視した競技です。
大きすぎる筋肉よりも、シンメトリーやポージングが重要になります。
- 初心者向けの大会選び
初心者なら以下のような大会を選ぶとよいでしょう。
- JBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催の大会
- FWJ(Fitness World Japan)主催の大会(NPC公認の大会が多い)
- マッスルゲート(MUSCLE GATE)ゴールドジム主催の大会
- 地方大会やビギナー向け大会(「ノービス」や「ビギナークラス」がある)
- クラシックフィジークの体重制限
クラシックフィジークでは、身長に応じた体重制限が設けられています。
団体によって異なるため、大会要項を確認。
- ポージングの練習が必須
クラシックフィジーク特有のポージングが求められます。
クラシックフィジークの主要ポーズ
- フロント・ダブルバイセップス
両腕を上げて力こぶを見せ、ウエストを絞ってVシェイプを強調するポーズ。 - サイド・チェスト
横を向いて胸と腕の隆起を強調するポーズ。クラシックフィジークでは美しいラインを意識するのがポイント。 - クラシック・アーノルドポーズ(バキュームポーズ)
お腹を引き込み、ウエストの細さと広がりを強調。シンメトリーとプロポーションを見せるために重要。 - サイド・トライセップス
横向きで腕を後ろに回し、トライセップの張りを強調。体のラインの流れを美しく見せる。 - バック・ダブルバイセップス
後ろ向きで両腕を上げて力こぶを見せ、背中の広がりと細かい筋肉のディテールをアピール。 - クラシック・ツイストポーズ
体をひねりながら、Vシェイプや腹筋の美しさを際立たせるポーズ。 - アブドミナル&サイ(腹部&太もも)
腹筋と脚のバランスを見せるポーズ。クラシックフィジークでは、過度に力むのではなく美しく見せるのがポイント。
- 流れるような動きを意識し、ポーズからポーズへスムーズに移行する。
- ウエストの細さとVシェイプを強調するために、バキュームポーズを取り入れます。
- 優雅さとクラシックな美しさを大切にし、筋肉をただ見せるのではなく、芸術的なラインを表現する。
クラシックフィジークのポージングは、筋肉を強調するだけでなく、ボディ全体の調和や美しさを追求する点が魅力です。
ポージングがうまく決まらないと減点されることもあるため、しっかり練習しましょう!
- トレーニングと減量のポイント
大会に向けて、筋肉の美しさを最大限に引き出すために、以下のような準備が必要です。
- オフシーズン(大会の6か月以上前):筋量アップを目的にトレーニング
- 減量期(大会3〜4か月前から):有酸素運動を取り入れながら絞る
- ピーキング(大会前の2週間):水抜きやカーボアップで仕上げ
- サーフパンツではなく「クラシックショーツ」
通常のメンズフィジークと違い、クラシックフィジークではボディビル用のクラシックショーツを着用します。
大会規定に合ったものを事前に準備しましょう。
- 大会エントリー方法
- 大会を選ぶ(JBBF、FWJなどの公式サイトをチェック)
- エントリー開始時期を確認(大会によっては早めに締め切ることも)
- エントリー費を支払う
- 大会当日に向けて準備(カラーリングやパンツの用意も忘れずに)

まずは地元の小規模な大会から出場すると、経験を積みやすいですよ!
クラシックフィジーク初心者におすすめの大会
- マッスルゲート(ゴールドジム主催の大会)
マッスルゲートは筋トレ初心者の方でも参加しやすい大会となっており、他の団体と比べて参加費用も安く設定されています。
カテゴリー
- 一般の部
168cm以下/175cm以下/176cm超級 - 新人の部
コンテストに出場経験のない方、もしくは、コンテストへの出場経験はあるが該当の競技種目には出場経験が無い方
マッスルゲートのクラシックフィジークは、体重制限がありません。
コンテスト出場経験のない方が参加できる「新人の部」が設けられています。
まとめ
- 黄金時代のボディビル(アーノルド・シュワルツェネッガーやフランク・ゼーンの時代)を意識したカテゴリー
- 過剰な筋肥大ではなく、バランスの取れた美しい筋肉のラインを重視。
- 体重制限があるため、とんでもない筋肥大は避けられる。
- 限界まで筋肉を大きくし、圧倒的なバルクとカットを求める。
- 体重制限がなく、極限まで増量&減量を行う。
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