「理学療法士は就職に困らないって聞いていたのに、まさか自分が落ちるなんて…」
第一志望の病院から不採用通知が届き、頭が真っ白になっていませんか?
周りは次々と内定をもらっているのに、自分だけが取り残されたような気持ちになり、「このまま就職できなかったらどうしよう」と不安を抱えている方も多いでしょう。
しかし、安心してください。
実は、理学療法士・作業療法士でも就活で落ちることは決して珍しいことではありません。
しかも、不採用になった理由は「能力不足」ではなく、採用担当者しか知らない意外なポイントにあるケースが少なくないのです。
例えば、
- 「志望動機」は悪くないのに落ちる人
- 成績優秀なのに内定がもらえない人
- 実習評価が高いのに不採用になる人
には、ある共通点があります。
逆に、最初は何社も落ちていた学生が、その原因を知って面接対策を少し変えただけで第一志望レベルの病院から内定を獲得するケースも珍しくありません。
ポイント
この記事では、理学療法士・作業療法士が就活で落ちる本当の理由を採用担当者目線で徹底解説します。さらに、面接で評価されるポイントや実際によく聞かれる質問、内定率を高める具体的な対策、就職先選びで後悔しない方法まで詳しく紹介します。
最後まで読めば、「なぜ落ちたのか」「次は何を改善すれば内定に近づけるのか」が明確になり、自信を持って次の面接へ臨めるようになるはずです。
理学療法士・作業療法士の就活で落ちても珍しくない【まず結論】
「理学療法士は売り手市場だから就職に困らない」
「作業療法士ならどこでも受かる」
そんな話を聞いていたのに、第一志望の病院から不採用通知が届き、大きなショックを受けている方もいるのではないでしょうか。
しかし、結論からお伝えすると、理学療法士・作業療法士でも就活で落ちることは決して珍しくありません。
実際には人気病院や条件の良い施設では応募者が集中し、不採用になる学生も毎年一定数います。
大切なのは、「落ちた=自分には能力がない」と考えることではなく、「なぜ落ちたのか」を分析し、次の面接に活かすことです。
ここでは、理学療法士・作業療法士が就活で落ちる理由と、内定につなげるための考え方を解説します。
PT・OTでも就活で落ちる人は一定数いる
理学療法士・作業療法士は求人が比較的多い職種ですが、全員が第一希望に就職できるわけではありません。
特に、
- 大学病院
- 高度急性期病院
- 有名な回復期リハビリテーション病院
- 福利厚生や給与が充実した病院
は人気が高く、応募倍率が数倍になることもあります。
また採用人数が2〜5名程度と少ない施設では、優秀な学生同士で競争になるため、不採用になる人がいて当然です。
「落ちたのは自分だけではない」という事実を知るだけでも、必要以上に落ち込まず次の就活へ進みやすくなります。
▼応募を続けても就職先が決まらない方は、こちらの対策も参考にしてください
新卒・既卒・第二新卒で落ちる理由は少しずつ違う
就活で落ちる理由は、立場によって異なります。
新卒の場合は、
- 面接経験不足
- 志望動機が浅い
- 自己PR不足
などが原因になりやすいです。
既卒では、
- 空白期間の説明
- 国家試験との兼ね合い
- 就職活動の遅れ
について質問されるケースがあります。
第二新卒の場合は、
- 前職を辞めた理由
- 短期間で退職した理由
- また辞めないか
という点を見られる傾向があります。
つまり、同じ「落ちる」という結果でも原因は異なります。
自分の立場に合わせた対策を考えることが重要です。
1社落ちても就職先は十分見つかる
第一志望に落ちると、
「もう就職できないかもしれない」
と不安になる方もいます。
しかし実際には、多くの理学療法士・作業療法士が複数の病院を受けながら就職活動を進めています。
採用担当者も、
「他院を受けていること」
を前提に選考しています。
重要なのは、
- 1社だけで判断しない
- 落ちた理由を振り返る
- 次の面接で改善する
ことです。
就活は「落ちない人」が成功するのではなく、「改善を繰り返した人」が成功します。
一度の不採用で自分の価値を否定する必要はありません。
理学療法士・作業療法士が就活で落ちる7つの理由
「なぜ落ちたのか分からない」これが最も危険な状態です。
理由が分からなければ、次の面接でも同じ失敗を繰り返す可能性があります。
ここでは採用担当者の視点から、理学療法士・作業療法士が就活で落ちやすい理由を解説します。
履歴書・エントリーシートの完成度が低い
履歴書は採用担当者が最初に目にする書類です。
それにもかかわらず、
- 誤字脱字がある
- 文章が短い
- 内容が抽象的
- 空欄が多い
といった状態では、それだけで印象が悪くなります。
特に志望動機や自己PRは、
「誰にでも当てはまる内容」
では評価されません。
提出前には必ず学校の先生や実習指導者など第三者に添削してもらいましょう。
面接で志望動機が浅い・どこでも通用する内容になっている
採用担当者は、
「なぜ当院なのか」
を最も知りたいと考えています。
しかし、
「患者さんに寄り添いたい」
「成長したい」
だけでは、どの病院にも当てはまります。
例えば、
- 回復期に力を入れている理由
- 教育制度に魅力を感じた理由
- 地域包括ケアへの取り組みに共感した理由
など、その病院ならではの志望理由を伝える必要があります。
実際には「その病院でなければならない理由」を話せるかどうかが合否を分けるポイントです。
病院・施設研究が不足している
病院研究不足は面接で意外と見抜かれます。
例えば、
- 病床数
- リハビリ対象疾患
- 病院理念
- 教育制度
- 地域での役割
などを理解していないと、質問への回答が浅くなります。
採用担当者は、
「本当にうちへ入りたいのかな?」
と感じてしまいます。
ホームページを見るだけでなく、病院見学や説明会へ参加して理解を深めることが重要です。
コミュニケーション能力が伝わっていない
理学療法士・作業療法士は患者さんだけでなく、
- 医師
- 看護師
- 作業療法士・理学療法士
- ソーシャルワーカー
など多職種との連携が欠かせません。
そのため採用担当者は、
「この人と一緒に働きたいか」
という視点でも評価しています。
質問への受け答えが一方的だったり、表情が硬すぎたりすると、本来の魅力が伝わらないことがあります。
面接では知識だけでなく、人柄も評価されていることを意識しましょう。
▼面接や入職後に評価されるコミュニケーション力はこちらで詳しく解説しています
実習での経験をうまくアピールできていない
実習は学生時代最大のアピール材料です。
しかし、
「実習は大変でした」
だけでは評価につながりません。
例えば、
- どんな患者さんを担当したか
- 何を学んだか
- 失敗から何を改善したか
まで具体的に話せると評価が高くなります。
採用担当者が知りたいのは、実習内容そのものではなく、「その経験から何を学び、入職後にどう活かせるか」です。
第一印象・身だしなみ・マナーで減点されている
面接では第一印象が数秒で決まると言われています。
理学療法士・作業療法士は患者さんと接する仕事だからこそ、
- 清潔感
- 表情
- あいさつ
- 姿勢
- 話し方
が重視されます。
能力が高くても、
- スーツが乱れている
- 声が小さい
- 目を見て話せない
だけで印象が悪くなることもあります。
第一印象は努力で改善できるポイントです。
面接練習を重ね、自信を持って臨みましょう。
倍率が高い人気病院だけを受けている
意外と見落としがちなのが応募先の選び方です。
人気病院ばかり受けていると、どうしても不採用の可能性は高くなります。
特に、
- 大学病院
- 有名病院
- 初任給が高い病院
- 福利厚生が充実している病院
には応募が集中します。
もちろん第一志望を受けることは大切ですが、それだけに絞るのではなく、複数の病院を比較しながら就活を進めることも重要です。
採用担当者の評価だけで自分の価値は決まりません。就職活動では「どこに応募するか」という戦略も合否を左右する大きな要素です。視野を広げることで、自分に合った職場と出会える可能性も高まるでしょう。
採用担当者は面接で何を見ている?【現場目線で解説】
「面接では何が悪かったんだろう…」
「知識が足りなかったのかな…」
不採用になると、このように考える方は少なくありません。
しかし、理学療法士・作業療法士の採用面接では、知識や成績だけで合否が決まることはほとんどありません。
実際に採用担当者が見ているのは、「入職後に一緒に働く姿」をイメージできるかどうかです。
ここでは、多くの学生が勘違いしている採用担当者の評価ポイントを現場目線で解説します。
「知識」より「一緒に働きたい人か」を重視している
学生の多くは、
「専門知識を答えられれば受かる」
と思っています。
しかし実際の面接では、国家試験レベルの知識を細かく確認されることは多くありません。
採用担当者が見ているのは、
「この人と毎日一緒に働きたいか」
という点です。
例えば、
- あいさつが自然にできる
- 相手の話を最後まで聞ける
- 笑顔で受け答えができる
- 素直に質問へ答えられる
こうした基本的なコミュニケーションが高く評価されます。
病院はチーム医療です。
どれだけ知識があっても、周囲と協力できない人は採用しづらいと考える施設は少なくありません。
教育して伸びる人材かを見極めている
新卒採用では「完成された理学療法士・作業療法士」を求めているわけではありません。
むしろ、
- 素直さ
- 吸収力
- 学ぶ姿勢
を重視する病院がほとんどです。
例えば、
「実習では失敗も多くありましたが、その経験から○○を学びました。」
このように話せる学生は高く評価されます。
反対に、
「私はできます」
というアピールばかりでは、成長性が伝わりにくくなることがあります。
採用担当者は、
「この学生は入職後に成長してくれそうか」
という視点でも面接をしています。
▼内定後から入職までに準備しておきたいことはこちら
患者・スタッフと円滑に関われるか
理学療法士・作業療法士は患者さんだけでなく、
- 医師
- 看護師
- 言語聴覚士
- ソーシャルワーカー
- ケアマネジャー
など、多職種との連携が欠かせません。
そのため面接では、
「患者さんと信頼関係を築けそうか」
だけでなく、
「スタッフとも協力できそうか」
も見られています。
例えば、
- 相手の質問を最後まで聞く
- 結論から分かりやすく話す
- 適度に笑顔がある
こうした点は、採用担当者に安心感を与えます。
知識や成績だけでは測れない「人柄」が評価されていることを意識しましょう。
長く働いてくれそうか
採用には多くの時間とコストがかかります。
そのため病院・施設側は、
「できるだけ長く働いてくれる人」
を採用したいと考えています。
例えば、
- 志望動機が具体的
- 将来のキャリアを考えている
- 病院理念と価値観が合っている
人は、
「定着してくれそう」
という印象につながります。
反対に、
「どこでも良かった」
と感じられる受け答えでは、
早期退職を心配される可能性があります。
病院・施設が「不採用」にする本当の理由
就活サイトでは、
「面接対策」
「履歴書の書き方」
ばかりが紹介されています。
しかし、実際の採用現場ではそれだけでは説明できない不採用理由が数多くあります。
ここでは、採用担当者が実際に感じている「本当の不採用理由」を紹介します。
応募者本人も気付いていないNG行動
面接では本人に悪気がなくても減点される行動があります。
例えば、
- 質問を最後まで聞かずに答え始める
- 声が極端に小さい
- 無表情で話す
- 視線がほとんど合わない
- 早口で一方的に話してしまう
こうした行動は、
「患者さんとのコミュニケーションが心配」
という印象につながることがあります。
本人は緊張しているだけでも、採用担当者には別の印象で伝わることがあるため注意が必要です。
回答内容より"受け答えの姿勢"が評価される
多くの記事では回答例ばかり紹介されています。
しかし実際には、
「何を話したか」
以上に、
「どう話したか」
が評価されています。
例えば、
完璧な回答でも、
- 視線が下を向いている
- 表情が硬い
- 自信がなさそう
だと評価は上がりません。
逆に多少内容が不十分でも、
- 相手の目を見て話す
- 落ち着いて考えながら答える
- 分からないことは正直に伝える
という姿勢は好印象につながります。
面接は暗記した回答を披露する場ではなく、人柄を伝える場でもあるのです。
採用枠・タイミング・人員構成の影響も大きい
これは学生が知らないことですが、不採用の理由は応募者だけにあるとは限りません。
例えば、
- 採用枠がすでに埋まりそうだった
- 女性を多く採用した年だった
- 訪問リハ経験者を優先していた
- 特定分野に興味がある学生を探していた
など、病院側の事情が影響するケースもあります。
つまり、同じ面接内容でも、別の年度なら採用されていた可能性も十分あります。
これは学生ではコントロールできない要素です。
「落ちた=能力不足」とは限らない
最も伝えたいことはここです。
理学療法士・作業療法士の就活では、
「落ちた=能力不足」
ではありません。
採用とは、
能力だけでなく、
- 病院との相性
- 教育方針
- 採用人数
- 人員バランス
など、さまざまな要素で決まります。
実際に、第一志望では不採用だった学生が、別の病院では高く評価されることも珍しくありません。
就活では「評価されなかった」のではなく、「その病院との相性が合わなかった」と考えた方が次の面接へ前向きに進めます。
採用担当者が見ているのは、今の実力だけではなく「この学生が数年後にどんな理学療法士・作業療法士へ成長するか」です。一度の不採用だけで自分を否定する必要はありません。落ちた理由を冷静に振り返り、改善できる部分だけを次へ活かすことが、内定への最短ルートになります。
実際によくある面接の質問と回答例
理学療法士・作業療法士の面接では、毎年のように聞かれる定番質問があります。
「どんな質問が来るか分からない」という不安から緊張してしまう学生も多いですが、事前に回答の方向性を考えておけば落ち着いて対応できます。
ただし、丸暗記した回答をそのまま話すのはおすすめできません。
採用担当者は「正解」を求めているのではなく、その人らしい考え方や価値観を知りたいと思っています。
ここでは、実際によく聞かれる質問と、評価されやすい回答のポイントを紹介します。
志望動機
ほぼ全ての病院・施設で聞かれる質問です。
採用担当者が知りたいのは、「なぜ理学療法士(作業療法士)になったか」ではなく、「なぜ当院を選んだのか」です。
ポイントは、病院の特徴と自分の経験を結び付けることです。
学生時代に頑張ったこと
この質問では成果よりも「取り組む姿勢」が評価されています。
努力した過程や学びまで話せると好印象です。
実習で苦労したこと
採用担当者は失敗経験そのものではなく、「どう乗り越えたか」を見ています。
失敗を前向きな学びにつなげることがポイントです。
あなたの強み・弱み
強みだけでなく、弱みへの向き合い方も評価されます。
弱みを伝える場合は、改善への取り組みまで話しましょう。
希望部署を聞かれた場合
希望部署を聞かれた際は、理由まで説明することが重要です。
希望を伝えつつ、柔軟性も示すと好印象です。
逆質問で好印象を与える例
逆質問は「ありません」で終わらせないようにしましょう。
おすすめの質問例は以下のとおりです。
- 新人教育はどのような流れで進められますか?
- 入職1年目の理学療法士(作業療法士)に期待することを教えてください。
- リハビリ部門で大切にされている考え方は何ですか?
- 勉強会や教育制度について教えてください。
反対に、
- 残業はありますか?
- 有給は取れますか?
だけで終わると、条件面しか見ていない印象を与える場合があります。
就活で落ち続ける人に共通する特徴
一度の不採用は誰にでもあります。
しかし、何社受けても結果が変わらない場合は、就活の進め方そのものを見直す必要があります。
ここでは、採用担当者の視点も踏まえながら、就活で苦戦しやすい人に共通する特徴を紹介します。
毎回同じ面接対策をしている
何度も不採用になっているにもかかわらず、毎回同じ受け答えをしている人は少なくありません。
面接は受けるたびに改善することが大切です。
例えば、
- 志望動機を見直す
- 話す順番を変える
- 声の大きさや表情を意識する
など、小さな改善を積み重ねることで印象は大きく変わります。
「落ちた原因は何だったのか」を振り返る習慣をつけましょう。
自己分析ができていない
自己分析が不十分だと、
- 志望動機
- 自己PR
- 将来像
に一貫性がなくなります。
採用担当者は、
「この人は何を大切にしているのだろう?」
と疑問を感じてしまいます。
自己分析では、
- 自分の強み
- 苦手なこと
- 理学療法士・作業療法士として実現したいこと
を書き出して整理してみましょう。
応募先を絞りすぎている
第一志望だけに絞ってしまう人もいます。
もちろん第一志望は大切ですが、人気病院だけを受け続けると不採用が続く可能性があります。
また、複数の面接を経験することで受け答えも上達します。
視野を広げて応募することは、面接経験を積む意味でも大きなメリットがあります。
フィードバックを受けていない
自己流の面接対策には限界があります。
学校の先生や実習指導者、キャリアセンターなど第三者から意見をもらうことで、自分では気付けない改善点が見えてきます。
例えば、
- 話すスピード
- 姿勢
- 表情
- 志望動機の内容
などは客観的な評価が非常に重要です。
不採用が続く人ほど、一人で悩まず周囲の力を借りることをおすすめします。
面接練習の回数が圧倒的に少ない
スポーツと同じように、面接も練習量が結果へ直結します。
頭の中で回答を考えるだけでは、本番になると緊張して思うように話せません。
おすすめは実際に声へ出して練習することです。
録画や録音をすると、
- 話し方
- 表情
- 視線
- 話す長さ
まで確認できます。
本当に差がつくのは「どれだけ練習したか」です。
採用担当者が見ているのは暗記した回答ではなく、その人らしい受け答えです。面接で落ち続ける人は能力が不足しているのではなく、「改善する機会」を十分に活かせていないケースが少なくありません。一つひとつ課題を修正しながら経験を積めば、内定へ近づく可能性は確実に高まります。
理学療法士・作業療法士が内定を獲得するための対策7選
就職活動で一度落ちたからといって、内定を獲得できないわけではありません。
実際に第一志望へ不採用となった後、面接内容を改善して希望する病院へ就職した理学療法士・作業療法士は数多くいます。
重要なのは、「何社受けたか」ではなく、「前回の面接から何を改善したか」です。
ここでは、採用担当者の視点を踏まえた内定率を高めるための具体的な対策を紹介します。
病院研究はホームページだけで終わらせない
多くの学生は病院のホームページを読むだけで病院研究を終えてしまいます。
しかし、本当に知るべき情報はホームページだけでは分かりません。
例えば、
- 病院見学でスタッフの雰囲気を見る
- 説明会で教育体制を聞く
- SNSや学会発表から取り組みを調べる
など、複数の情報源から病院を理解することが重要です。
また、
「なぜこの病院なのか」
を具体的に説明できる学生は採用担当者にも好印象を与えます。
実習経験を具体的なエピソードで話す
実習経験は就活最大のアピールポイントです。
しかし、
「コミュニケーションを頑張りました」
だけでは印象に残りません。
例えば、
- どのような患者さんを担当したか
- どんな課題があったか
- 自分が工夫したこと
- そこから何を学んだか
まで話せると説得力が大きく高まります。
採用担当者は経験そのものではなく、「経験から何を学び、今後どう活かすか」を評価しています。
面接は録画して改善する
意外と効果が高いのが録画による面接練習です。
自分では気付かなくても、
- 声が小さい
- 視線が下を向いている
- 話が長い
- 表情が硬い
などの癖が見えてきます。
学校の先生や友人との模擬面接を録画して振り返るだけでも改善点は数多く見つかります。
実際には「話し方」を改善した学生の方が内定率は高くなります。
応募書類を第三者に添削してもらう
履歴書やエントリーシートは、自分だけでは完成度を判断できません。
学校の先生や実習指導者、キャリアセンターなど第三者へ添削を依頼しましょう。
特に確認したいポイントは、
- 誤字脱字
- 志望動機の具体性
- 自己PRの一貫性
- 文章の読みやすさ
です。
第三者の視点が入ることで、自分では気付かなかった改善点が見つかります。
第一志望だけでなく複数受ける
人気病院だけに絞ると、不採用が続いた際の精神的な負担も大きくなります。
また、面接経験が少ないまま本命へ臨むことにもなります。
複数の病院を受けることで、
- 面接経験を積める
- 比較しながら就職先を選べる
- 気持ちに余裕が生まれる
というメリットがあります。
就活は「選ばれる立場」であると同時に、「自分が職場を選ぶ立場」でもあります。
採用試験の日程を早めに動く
理学療法士・作業療法士の採用は早期化する傾向があります。
人気病院では募集開始から短期間で採用枠が埋まることもあります。
そのため、
- 病院説明会
- 見学
- エントリー
は早めに行動することが重要です。
情報収集が遅れると、受験したい病院の募集が終了しているケースもあります。
就職支援サービス・学校のキャリアセンターを活用する
一人だけで就活を進める必要はありません。
学校のキャリアセンターや就職支援サービスでは、
- 履歴書添削
- 模擬面接
- 求人紹介
- 就職相談
などを受けられます。
特に面接経験が少ない学生ほど第三者からのアドバイスは非常に有効です。
「相談すること」も就活の大切な戦略の一つです。
▼複数の求人や就職支援サービスを比較したい方はこちら
就職先選びで失敗しないためのポイント
内定をもらうことがゴールではありません。
本当に大切なのは、「入職後に後悔しない病院を選ぶこと」です。
実際に早期離職する理学療法士・作業療法士の中には、
「もっと病院を調べておけば良かった」
と後悔する人も少なくありません。
ここでは就職先選びで失敗しないために確認したいポイントを紹介します。
病院のブランドだけで選ばない
大学病院や有名病院だからといって、自分に合うとは限りません。
例えば、
- 教育方針
- 症例数
- 配属部署
- 働き方
は病院によって大きく異なります。
知名度だけで判断せず、
「自分が成長できる環境か」
という視点で考えることが大切です。
教育体制を見る
新人教育は病院ごとの差が非常に大きいポイントです。
確認したい内容として、
- プリセプター制度
- 研修制度
- 勉強会の頻度
- 新人フォロー体制
があります。
入職後の成長スピードは教育環境によって大きく変わります。
就職活動では給与だけでなく教育体制も重視しましょう。
離職率・残業・単位数も確認する
実際に働き始めてから重要になるのが職場環境です。
例えば、
- 平均残業時間
- 有給取得率
- 離職率
- 1日の平均単位数
- リハビリスタッフ数
などは働きやすさへ直結します。
見学や面接時に確認できる範囲で質問しておくと、入職後のギャップを減らせます。
見学時に必ず確認したい質問
病院見学は情報収集の絶好の機会です。
特に以下の質問はおすすめです。
- 新人教育はどのように進めていますか?
- 入職1年目で担当する症例を教えてください。
- 勉強会は勤務時間内ですか?
- リハビリスタッフの平均勤続年数を教えてください。
- 他職種とのカンファレンスはどのくらいありますか?
これらの質問をすることで、ホームページだけでは分からない職場の実態が見えてきます。
理学療法士・作業療法士の就職活動は、「内定をもらうこと」だけを目標にすると失敗しやすくなります。本当に重要なのは、自分が安心して成長できる環境を見つけることです。病院研究を徹底し、面接を改善しながら複数の選択肢を比較することで、納得できる就職先と出会える可能性は大きく高まるでしょう。
まとめ|理学療法士・作業療法士の就活は「落ちた理由」を改善すれば内定は十分狙える
理学療法士・作業療法士の就活で不採用になると、「自分には向いていないのでは…」と不安になるかもしれません。しかし、就活で落ちることは決して珍しいことではありません。
特に人気病院や条件の良い施設では倍率が高く、採用枠やタイミングなど自分ではコントロールできない要因も合否に影響します。
大切なのは、一度の不採用で諦めるのではなく、落ちた理由を分析し、次の面接へ活かすことです。
重要なポイント
- 理学療法士・作業療法士でも就活で落ちる人は毎年一定数いる
- 第一志望に落ちても就職先は十分見つけられる
- 新卒・既卒・第二新卒では落ちる理由や対策が異なる
- 履歴書や志望動機は「その病院だから志望した理由」を具体的に伝える
- 病院研究はホームページだけでなく見学や説明会も活用する
- 面接では知識よりも「一緒に働きたい人柄」が重視される
- 実習経験は具体的なエピソードと学びを交えて話す
- 回答内容だけでなく、表情・姿勢・受け答えも評価される
- 不採用は能力不足ではなく、病院との相性や採用枠が影響することも多い
- 面接は録画して改善点を確認すると効果的
- 応募書類は学校の先生や第三者に添削してもらう
- 第一志望だけでなく複数の病院を受けることで経験と選択肢が増える
- 就職活動は早めに行動するほど有利になりやすい
- キャリアセンターや就職支援サービスを積極的に活用する
- 就職先は病院名だけでなく教育体制・離職率・残業・単位数・職場環境まで確認する
就活で最も避けたいのは、「落ちた理由が分からないまま次の面接を受けること」です。面接や応募書類を一つずつ改善し、病院研究を深めながら行動を続ければ、内定に近づく可能性は確実に高まります。一度の不採用で自分を否定せず、自分に合った職場との出会いを目指して前向きに就職活動を続けましょう。
「このまま同じ職場でいいのか」と感じて転職を考える理学療法士も少なくありません。
もし今、少しでも将来に不安を感じているなら、
一度“他の職場の条件”を知っておくことも大切です。




